小林光一(こばやし こういち)

1967年入段。通算のタイトル獲得数は60。女流棋士の小林泉美は娘。ちなみに張栩は泉美の旦那なので、小林光一の義理の息子ということになる。

小林には名誉棋聖(8連覇)、名誉名人(7連覇)、名誉碁聖(6連覇)、と3つの名誉称号がある。

1993年に棋聖を防衛して8連覇を成し遂げたときの相手は加藤正夫だった。加藤は七大タイトルのうち棋聖だけ獲得していなかった。小林にはこのときの七番勝負の第七局が思い出深かったようで、その対局の中盤で放った一手を「不思議な一手」として2016年の囲碁フォーカスで語っていた。

囲碁フォーカス講師の三村智保はその手を地味な一手で、それを小林が選ぶとは意外だと話していた。

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