碁に対する姿勢
15歳で入段。師匠は小林光一。
2005年から2007年、天元戦で三連覇を達成している。非常に勉強熱心で、読みの力は半端なく、そして冷静沈着。
性格や話し方
かつ舌が悪く、聞き取りづらい。
言葉が出てこないでどもることが多い。めがねを外すと、見た目がサバンナの高橋にかなり似ている。
おとなしく人の目を気にしそうな感じなので、性格も似ているに違いない。是非共演してもらいたい。
師匠のアドバイス
挑戦者として臨んだ2005年の天元戦第5局前、師匠の小林から「半目勝つつもりで打ちなさい」と言われた河野。
勝つために良い手を打とうと力んでは悪い手を打って負けてしまう。最後に地合で半目勝っていればそれでよい。
落ち着いて勝負に臨むための素晴しい言葉だった。
悪役
2011年3月、棋聖戦リーグ入りをかけて鈴木歩と対局。
女流棋士の棋聖戦リーグ入りという快挙を後押ししようと、囲碁棋士、関係者、ファンのほとんどが鈴木を応援していた。結果は河野が勝利。
「タイトルをとったときと同じぐらい嬉しかった」と河野は振り返る。
二日制タイトル戦
2014年、名人戦の挑戦者となり、初めての二日制タイトル戦に臨んだ。8時間持ち時間の七番勝負を経験して「じっくりと考えて打つことが面白くなった」と河野は言う。
2014年に十九連勝を達成
勝てるようになった理由として、自己の棋風を大局観を重視したものにしたことをあげている。