秀行にとっての酒
秀行は飲みすぎて吐血したこともあった。
「大きい手合いになればなるほど神経を使うので、その神経をある程度麻痺させるために酒を飲んでいたのではないだろうか」と武宮正樹は囲碁フォーカスのインタビューで語っていた。
また高尾紳路は「秀行先生はすごく繊細なものをもちあわせている故に大一番へのプレッシャーに耐え切れずに酒飲みになってしまったのだろう」と秀行の大酒飲みを分析する。
醜態
年中酔っ払っているかんじで、秀行の家には警察や交番から頻繁に秀行を迎えに来るように電話がかかってきた。
長男の秀樹さんが迎えに行くと、その場で秀行は卑猥な四文字言葉(おま○こ)をあいさつ代わりに大声で連呼し続けたらしい。
秀樹さんはそんな秀行をうちまで担いでこなければならなかった。
NHK杯の対局の際には酒臭いときもあったらしい。ちなみに、収録が行われているにも関わらず対局後の感想戦の間にトイレに行ってしまうこともあったという。