石の下(いしのした)

囲碁用語

石の下が実戦で出現するのは非常に稀だといわれているが、図は石の下が出現した実戦の棋譜。2010年8月1日、第60回のNHK杯。黒が今村、白が村川。

白の192手目から再生すると流れがよくわかる。黒は199手目で白4子をとるが、そのあと白は白200でB13。

その結果、逆に黒4子を取り囲むことに成功。自分の石はとられるが、その空いたスペースを使って相手の石をとってしまう。このような一連の流れが「石の下」とよばれる。

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