2017年７月の囲碁フォーカスで最近入段した女流棋士が三人紹介されましたが、そのうちの二人、木本有香（きもとゆか）と小野綾子（おのあやこ）はそれぞれ23歳と26歳。
ちなみに、囲碁ではプロになることを「入段する」と表現します。
プロの若年化が激しい昨今、プロになって間もない二人の年齢が気になる、と思ったら二人とも関西棋院所属の棋士。
プロになれる年齢は日本棋院では23歳ですが、関西棋院は26歳まで大丈夫。
木本や小野のような人材発掘のために、関西棋院は囲碁のプロ棋士になりたい大人たちに手を差し伸べるセーフティネット的な役割を果たしているのかもしれません。
今回紹介された三人の女流棋士
小野綾子（おのあやこ）初段 26歳 新潟出身 田中豊に師事
木本有香（きもとゆか）初段 23歳 愛知出身 趙錫彬に師事
茂呂有紗（もろありさ）初段 17歳 千葉出身 三村智保門下
