定石:高目へのカカリの後。基本的な流れ。【2017-0924-1小山竜吾】

黒番。右上。高目の黒に対して白がかかってきた局面。

かかってきた白に対して黒の手段は二つある。

その1

まず、ケイマでかける。これは白を隅に追いやる手で、黒の狙いは右辺。右辺に味方がある場合はこの手がよい。

白6のO18は打たなくても白は隅で生きている。よって、この定石は黒5(Q14)までは必須。つまり、[highlight background=”#FFFF00″]黒は後手をひく[/highlight]ことになる可能性が高い。

その2

次に、かかってきた白につける(R17)。これは自分も隅を狙っている手だが、大事なのは黒が先手を取れるということ。

先手をとるためには黒5でR12が目一杯。その後は白6でO16などに打って補強する可能性が高いので、[highlight background=”#FFFF00″]黒の先手[/highlight]となる。

黒5でR11やR10などそれ以上に広く開くと、打ち込まれないように後で手を加えなければならない。

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