2014年12月のNHK杯。結城が伊田に負けた。今年の本因坊戦の挑戦者になった伊田がNHK杯三連覇中の結城に勝った。二十歳の若者がタイトル戦常連棋士を倒すという快挙。本因坊リーグでも伊田は結城に勝ったので、結城に対して２連勝。
結城が早めに投了したので検討の時間が残ってしまった。その検討中、結城は明らかに冷静さを欠いているように見えた。石の置き方や解説の坂井とのやりとりは非常に雑だった。
その場にいた人たちの中で年長者だった結城がこのような態度をとっては周りの人が可哀想。負けて悔しいのはわかるが、大先輩として伊田を気遣ってほしかった。20歳以上年下の若者は萎縮しまくっていて、勝者とは程遠かった。
