囲碁を上達させて初段になるために必要なこと

初段に必要な知識
  1. 囲碁のルールと打ち方がわかったら、たくさん対局しましょう。人間と打ちたくないときはAI(スマホのアプリなど)と打ちましょう。

  2. NHKの囲碁フォーカスを毎週欠かさず見ましょう。30分番組ですので毎週見れるはず。講座は前半だけなので、忙しい人はそれだけでもいいかもしれません。見るだけでなく内容を毎回確実に理解しましょう。

    理解できないときは、このサイトで復習したり、他のサイトで知識を深めたり、近くに質問に答えてくれる人がいるなら恥ずかしがらずに聞きましょう。知らぬは一瞬の恥、聞かぬは一生の恥。

  3. NHK杯を見ましょう。90分は長いですが、見れるときは全部見ましょう。プロ棋士の解説は非常にためになります。初心者や級位者にとっては何を言ってるのかさっぱりわからないときがあります。それは、まだまだ囲碁の力がない、ということなのでさらに囲碁の勉強に勤しみましょう。

    石倉昇や林漢傑は解説が非常に上手なので、解説が難しいと感じる方は彼らが解説する対局を見るといいかもしれません。中根直行の解説は面白いので、冗談好きな方は必見です。

  4. 囲碁の本や講座や解説で分からない言葉があってもあまり気にせず読んだり聞いたりしましょう。一般の本を読むのと一緒で、前後の脈絡で専門用語の内容を理解できたり、読み方を覚えたりできることもあります。

    もちろん囲碁を始めてすぐで何もかもわからない時は別です。このサイトでも用語や格言をまとめていますので、ご一読ください。

  5. 対局に負けたら、どうしたらもっと良く打てたのかを考えましょう。次につなげるために、対局の「検討」は欠かせません。インターネット碁やアプリでの対局なら、自分の打った碁の棋譜をデバイス上で見ることが出来るので、初心者にはありがたい機能です。

  6. 定石や手筋を覚えるのは大切ですが、ただ覚えているだけでは意味がありません。実戦でいかに使えるかが重要です。

  7. 毎日コツコツ、急がば回れ、の精神で着実な進歩を求めましょう。そりゃみんな早くうまくなりたいですが、そうもいきません。焦らず、一つ一つ、毎日何か一つ新しいことを学んでいきましょう。

  8. 欲張らない、ほしがらないなどいろいろな言い方がありますが、碁を打つときはこっちの陣地もあっちの陣地もみんなほしい、ついでに相手の石も殺してやる、という考えではなく、こちらの陣地を私がいただくので、そちらの陣地はあなたに差し上げます、という姿勢が好ましい。最後に半目でも勝っていればそれでよいのだから。

    しかし、相手の大石を取りきって気分爽快に中押し勝ちしたい、気持ちも純分わかります。要はバランスですね。何事も。

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