秀行とモト。悪口も言い合える仲の良さ。

NHKのドキュメンタリーの一コマ。80歳近くの秀行が酒に酔ってふらふらになって家に担ぎ込まれて帰ってきた。玄関で力尽きて横たわる秀行。皆でなんとかこたつの端まで秀行を移動。こたつに入るか入らないかぐらいのところで横たわってる秀行。しばらくして秀行はモトに言う。

「ふとんをかけろ、ばばあ。」モトは枕とふとんをもってくる。モトは枕を秀行の頭の下に上手に投げ入れ、ふとんをさっとかける。しばらくして秀行はモトに言う。「足を踏め。」いつものことなのだろう。

モトは秀行の足の裏を行進するように踏む。体重がかかるように強めに秀行の足の裏を踏む。すると秀行は「痛い痛い。」と悶絶するが、どこか痛気持ちいいような口調。それを楽しんでまた秀行の足の裏を踏むモト。

「ばばあ、ばばあ」と口が悪い秀行にすっかり慣れてしまったモトだが、秀行の言動や行動の扱い方をよくわかっていて、いいコンビだなと感心させられる。こうなるまでには相当な苦労もあったのだろうが、モトが秀行を手玉にとってる感じが笑えて面白い。

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