10月から始まった安藤和繁の囲碁フォーカス。初回だったから仕方がないかもしれないが、安藤は講座のテーマである模様戦法を説明しようとする際に言葉につまる部分が多かった。
変な間が何回かあったりして、言いたいことの半分も言えなかったのではないだろうか。
テレビ慣れ、囲碁フォーカス慣れしている囲碁初心者のダイアナ・ガーネットに何度もフォローされる場面が多く、ダイアナの器用な番組運びには驚かされた。
9月までの囲碁フォーカスを担当した小山は4月の最初の講座から教え方が上手な人だと思ったが、小山がいかに優れていたかがわかる。安藤のほうが極めて普通で、小山が並外れている。
新しいことを学ぶいい機会と捉えてもらって、安東には人前で講義する方法を着実に学んでいってほしい。講義という意味では学校や塾の先生と共通するところは多い。
まずは、大盤に気を取られて視聴者(生徒)に背を向けることが結構あったので、カメラの方を向いている状態で体を保ちながら常に右手で石を置いたり説明したりするとよいだろう。