小目の白に黒がケイマガカリの後、白が二間ビラキ(白1)。そのあと黒6まで進んだ局面。この黒のサバキ方は江戸時代からあるという。白7が問題。
正解はR15のツギ。
黒8でR18は黒が治まる手。
白7でR17のアテも考えられるが、この場合はその後の黒10でS16が大事。
白11でS15なら黒12でR17として一子抜く。
白13で劫ダテを打ってくるが、それには応じずに黒14でQ18でもう一子抜けば、白の被害は尋常ではない。
よって、白11ではR17のツギが一般的でその後は黒16のR11まで、となる。