定石:小目へのカカリの後。基本的な流れ。【2017-0917-1小山竜吾】

黒番。右上。小目の黒に対して白がかかってきた局面。

かかってきた白に対して黒の手段は二つある。

その1:下ツケ

辺に近い方からつける。この問題ではP17。ツケてからQ17に引くので[highlight background=”#FFFF00″]ツケヒキ定石[/highlight]と呼ばれる。

隅を強固なものにするときに使う。辺への展開力はない。

その2:上ツケ

中央に近い方からつける。この問題ではP15。白4でO16のキズを守らせてから黒5(O14)を先手で決める。

すでに辺に味方がいて、辺を立体的に広げたいときに使う。根拠には乏しい。

この問題の正解は下ツケのP17。

右辺下寄りには強い白がいて辺の模様を広げることは難しい。

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