日常で使われる囲碁用語

囲碁雑学

駄目(だめ)

囲碁

  • 対局者どちらの陣地にもならない、双方に無益な地点。
  • 石は囲われると取られるが、あと何個の石で取られるかを表現するとき、「駄目」という言葉が使われる。

例:駄目があと3つ空いている。

駄目(だめ)
このページでは日常用語でもある「駄目」が囲碁ではどのような意味で使われるのかを学ぶことができます。

日常生活

禁止を表現する言葉として「駄目」が使われる。

例:歩きながら食べては駄目です。

定石(じょうせき)

囲碁

序盤に見られる最良の石の運び方。長年かけて先人が培ったものであるから定石通りに打てばまず間違いない。

ちなみに、将棋では「定跡(じょうせき)」と綴る。チェスは「opening(オープニング)」。

定石・布石

日常生活

決められた事の運び方。仕事などでは「マニュアル」という意味合いで使われることも少なくない。

布石(ふせき)

囲碁

中盤、終盤の戦いに備えて、序盤で石を効率的に配置していくこと。

定石と似ている言葉だが、布石という言葉は石を置く行為に主眼がある。布石が最良の石の運び方つまり定石通りでなくてもよい。

日常生活

企画立案したことがうまくいくようにいろいろと備えること。

例えば大きなプロジェクトが動き出すとき、そのプロジェクトが成功するようにいろいろと準備するが、これが布石。

死活(しかつ)

囲碁

特に碁盤の隅で石が生きるか死ぬかという状況をいう。

例:囲碁に強くなるには死活に強くなる必要がある。

日常生活

困窮して本当に生きるか死ぬかという場合や、経済的に大きな問題がおきたときに使われる。

例:家畜が全て死んで死活問題に直面した。

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