秀行は「しゅうこう」
家庭を顧みずに酒とギャンブルと女に浸る破天荒な超一流囲碁棋士。弟子などからは専ら「しゅうこうせんせい」と呼ばれている。
後悔の手を打ったときは自分の頭をげんこつで思い切り殴ることもあったらしい。
秀行の開催する囲碁塾は「秀行塾(しゅうこうじゅく)」と呼ばれた。
生い立ちから結婚まで
1925年に神奈川県横浜市に誕生した。父親の影響で5歳で囲碁を始めた。15歳でプロとなる。
近所に住んでいた5つ下のモトに一目ぼれした秀行。秀行とモトは同じ銭湯に行っていて、そこが最初の出会いだったようだ。1950年、秀行が25歳のときにモトと結婚した。