自分の陣地になり得るかもしれないだいたいの枠組みのこと。模様を作っていくことを模様を張るという。
模様を張るときは石をかなり離して配置していく。よって自分の石と石の間には結構な隙間があって相手からの進入の余地を残す。しかし、相手が模様に入ってきたらその石を激しく攻め立てるのが模様を張る狙い。
入ってきた石が取れたら万歳だが取れなくてもよい。進入してきた相手の石を攻めるために配置していった自分の石が外に向かう勢力となって、盤面の別の場所で陣地を作ったり相手の石を攻撃したりするのに役に立つ。
言い換えれば、自分の模様に入ってきた相手の石を攻めるときは、自分の石に断点ができないように攻めることも大切、ということ。
