囲碁用語

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ハネツギ

ハネツギは中盤から終盤にかけての辺の攻防。図の場合、左が黒の陣地、右が白の陣地で対局が終わろうとしている。 黒は少しでも白の陣地を減らしたいので黒1でE1にハネる。すると、白は黒に陣地に入ってきてほしくないので、白2で当然F1...
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定石(じょうせき)

定石とは序盤で見られる効率的な石の運び方のこと。囲碁の長い歴史の中で先人達が築き上げてきたものであるので、定石通りに打てばまず痛い目には合わない。
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ポン抜き(ぽんぬき)

ポン抜き ポン抜きとは図の黒1のように最小手数の四子で相手の石を一子取ること。ポン抜いた形は非常に弾力があって頑丈なので、攻められる心配はほとんどない。 ポン抜き30目 ポン抜きで相手の石を取ることは攻守において非...
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小目(こもく)

隅に近い星から一間外側寄りの位置。 詳細は以下参照。 小目の基本的な定石はこちら。
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シマリ

盤上の四隅の星や小目からケイマや一間トビで隅を囲うように石を配置することをシマリという。
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ゆるむ

相手を攻めたいところだが、そうすることで自分の身に危険が及ぶことが考えられる場合に「ゆるむ」手を打つ。 ゆるむときは相手の石と接触させないで少し離す。 攻撃の手を一瞬緩ませて自分の石を補強させてから、相手を攻撃することが多い。 ...
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ツギ

石を補強する方法の一つ。「継ぐ」こと。 石をつなぎ合わせるツギには主に以下の3つがあげられる。 カケツギ カタツギ(固く継ぐ) ボウツギ(棒のように継ぐ) カケツギは守備的なツギで、特に相手の勢...
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碁笥(ごけ)

碁石が入っている入れ物のこと。
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互先(たがいせん)

ハンデをつけない通常の対局のこと。 互いに先手となる可能性があることが名の由来だろうか。 互先ではニギリで先手(黒)か後手(白)を決める。 実力に差がある場合、弱い方が碁盤に石を置かせてもらってから対局を開始するこ...
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カタ

相手の石一子に対して、上から斜めに置くこと。 盤面は中央が上、端(辺)が下と考えられている。 図中、白(C6)に対しての△の黒が「カタ」で、このように石を配置することを「カタツキ」という。 動詞としては「カタをつく...
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カタツキ

カタツキのルールとして、2014年の囲碁フォーカス講師、宋光復は以下の3つを挙げている。 カタツキの後、相手がおしてきたら必ず一歩先を行くことが大切。 まわりにある自分の石(辺や隅)で弱い石がない。 相手の石も弱くない...
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要石(かなめいし)

盤上で要となる石。反対に役に立たない石を「カス石」という。要石かカス石かを見分けるには、「どれだけ相手の石を切り離しているか」を考えるとよい。 要の石とは どの石がより重要な石、すなわち「要石」なのか。2014年の囲碁フォーカス...
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愚形(ぐけい)

効率的に配置されていない石の形を愚形という。愚形は攻めにも守りにも良い働きをもたらさない。 愚形を打って、その場は凌げたものの最終的にやられてしまう、ということは往々にしてある。 愚形の例として、空き三角、陣笠などがある。
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空き三角(あきさんかく)

空き三角の形は石が3つ固まってできている。「空き三角の形になっている」とは「石を効率的に使っていない」ということ。使える石の数は無限ではないので、相手より大きな地を囲うためには一つ一つの石を効果的に使わなければならない。 対局中に空き...
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裂かれ形(さかれがたち)

一方がもう一方の石の接続を遮断している形。
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二眼(にがん)

二眼とは石が生きるために必須なもの。 石は相手に囲まれるととられてしまう。 しかし陣地の中に二眼があれば、とられることはない。どういうことか。 左図。右の黒石、左の黒石、両方とも白に囲まれていて今にもとられそう。 ...
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根拠(こんきょ)

囲碁での「根拠」とは、二眼をもつこと、すなわち生きること。 相手が二眼をつくれないようにすることを「根拠を奪う」という。 根拠は隅や辺で作りやすい。 根拠を奪うときは相手が隅や辺に向かえないようにするといい。
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手数(てかず)

石から出ている線の数のこと。 図の場合、 左上の黒1子からは4本の線 右上の黒2子からは6本の線 左下の黒3子からは8本の線 左下の黒4子からは10本の線 中央の黒5子からは12本の線 ...
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手抜き(てぬき)

手抜き工事、手抜き弁当など、一般的に手を抜くことをはよくない。 しかし囲碁の手抜きは決して悪い意味では使われない。 例えば図。右上に白が△と進入したことにより、戦いがおきた。 黒1から黒7まで両者譲らず。しかし、白8...
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駄目(だめ)

このページでは日常用語でもある「駄目」が囲碁ではどのような意味で使われるのかを学ぶことができます。
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