古碁:1851年 本因坊秀策 対 本因坊秀和

古碁

1851年(嘉永4年)10月2日

手合い割:先

黒:本因坊秀策七段

白:本因坊秀和八段(秀策の師匠)

右辺で二間にひらいた後(黒1)、白2で秀和はQ12と思い切り右辺を広げてくる。

中央に大きな白模様ができそうになってきた時を見計らって黒5でM5。

戦いの場を中央に制限の後、適切なタイミングで適切な場所に打ち込んだ。

相手の陣地に入り込みすぎず、入らなさ過ぎず。

鈴木伊佐男七段は「空間把握能力の高さ」と表現していた。

タイトルとURLをコピーしました